シモン茶は、糖尿病・滋養強壮・血流改善・生活習慣病の予防 などに効果があるとされる健康茶。
シモン芋の形状はサツマイモに似ていますが、段違いに豊富な栄養素が含まれています。
大量生産が難しいため、日本ではあまり流通していませんが、お茶としてならシモン芋の有効成分をいつでも摂取することができます。

シモン茶 基本情報

原料 シモン芋(カイアポ芋とも言う)の葉や茎
原料の主な産地 日本、ブラジル、オーストラリア
カフェイン ノンカフェイン
主な成分 CAF、ビタミンA、ビタミンB1・B2・B6、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンE、鉄、カロテン、カルシュウム、食物繊維、ポリフィリン、パントテン酸、葉酸、葉緑素、レチシン、ナイヤシン
作用 血糖降下、骨形成促進、血液浄化
味覚 甘みがあるが、スッキリとさわやかな後味。

シモン芋の歴史

土から多くの栄養素を吸収して育つシモン芋。

 

見た目は白いサツマイモのようなシモン芋。
古くマヤ文明のころから中南米の先住民族が栽培していて、食用だけでなく傷の治療や滋養強壮薬として用いられ、珍重されてきました。

日本にシモン芋が伝わったのは、1973年。当時、シモン芋を研究していた医学博士によって高知県に持ち込まれ、栽培が始まりました。

栽培するとその土地の栄養成分をすべて吸収してしまうシモン芋には、非常に多くの栄養素が含まれていて、その葉で作ったお茶も有効成分が豊富に含まれる健康茶として人気が出てきています。

シモン茶の期待できる効能

  • 糖尿病の予防
  • アンチエイジング
  • 生活習慣病の予防
  • 便秘の改善
  • デトックス
  • コレステロール値を下げる
  • ダイエット
  • 動脈硬化予防
  • 滋養強壮

シモン茶は、シモン芋の葉や茎から作られるお茶です。
シモン芋は、普通のサツマイモに比べ段違いに多くの栄養素を含んでいて、その茎や葉をお茶にしても、その豊富な栄養素を摂取することが可能なのです。
手軽に飲める健康茶として人気が高まってきています。

それでは、シモン茶に含まれる有効成分が、人間の体内でどのような働きをするのかをご紹介します。

CAFがインスリンの分泌を高めて、血糖値を下げる

シモン茶には、CAFという酸可溶性糖タンパクが含まれています。
この成分は、すい臓に働きかけてインスリンの分泌を促して血糖値を下げる作用と、血中の中性脂肪を減らす作用をすることが分かっています。
そのため、糖尿病の予防や改善に効果があるとされ、現在、医学的な研究も進んでいます。

豊富なビタミン類とミネラル類が、体の調子を整える

シモン茶には、ビタミン・ミネラル類など体に必要な栄養素がバランスよく含まれています。
ビタミンやミネラルが不足すると、疲れが取れず免疫力が低下したり肌荒れが起こったりしますが、シモン茶を飲み続けることで、体内の栄養バランスが改善され、滋養強壮や美肌効果が期待できます。

たくさんの食物繊維で、腸がスッキリデトックス

豊富な食物繊維によって腸内環境が整うため、便秘の改善が見込まれます。
体内の毒素の7割は腸に溜まっていると言われていて、便秘を解消することはデトックス効果が高く、体の調子を整えることにつながります。

血液成分を改善するレシチンが、生活習慣病を予防する

血中の中性脂肪分解作用のあるレシチンも含まれていて、コレステロール値を下げる作用もあります。特にシモン芋は植物性レシチンなので、この効果が高いとされています。
動脈硬化や内臓脂肪の蓄積、脂肪肝を防ぐのに、シモン茶は有効だと言えます。

シモン茶は、上記CAFやレシチンの作用により、血中コレステロールや中性脂肪値が減少するので、皮下脂肪の蓄積を抑えることにつながり、ダイエットにも効果があるといわれています。

シモン茶の副作用

副作用は報告されていませんが、シモン茶は食物繊維が豊富でデトックス効果があるため、飲みすぎると下痢を引き起こす可能性があります。

また、全ての飲み物に言えることですが、過剰な摂取は体に負担をかけます。シモン茶も体と相談しつつ、常識の範囲内で飲むようにしてください。

 

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どちらの茶葉も血糖値やコレステロールを減らす作用があるので、病気の予防・健康維持の他に、脂肪の蓄積を抑制しダイエット効果も見込めます。

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シモン茶を飲むタイミング

ノンカフェインなので、いつでも好きなタイミングで飲むことができます。

シモン茶には、血糖値を下げて中性脂肪を減らす働きがあるので、食事の前に飲むと糖の吸収が穏やかになり、コレステロールを増やさない効果が得られるはずです。

また、食物繊維が豊富なので、小腹が空いたときにおやつ代わりに飲むと空腹感が和らぐとされています。
少し甘めのお茶なので、味覚的にも満足感が得られます。

シモン茶のレビュー

滋養強壮効果を期待して、管理人もシモン茶を買ってみました。
熊本県産シモン100%使用いうことで、この商品をピックアップ。やはり国産が安心です。

ティーバッグが3角形なのが、うれしいのは私だけでしょうか? 3角形の立体的な感じが、本格的でオシャレな感じがします(^^♪

パッケージ裏の作り方を読むと、ティーバッグ1包に対してお湯を300ml注ぐ、と記載されています。
水出しでも、水筒に直接作ってもOKとのこと。手軽で良い。

私はホットで飲みたかったので、ティーポッドを使い作ってみました。
指示どおり、熱湯を注いで待つこと3、4分。 薄い茶色のシモン茶の出来上がり。

香りはあまりしませんが、飲むとサツマイモのようなほのかな甘みが口に広がります。
AMAZONレビューを読むと、「土臭い」「イモ臭い」などの感想も見られますが、個人的には好きな味。

シモン茶は便秘解消を目的として飲む人が多いのですが、素朴な味わいの中にたくさんの栄養素が詰まっていることも注目に値すると思います。

 

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⇒「糖尿病予防に効果的なブレンド茶 おすすめランキング」の記事へ

⇒「便秘に効果の高いブレンド茶 おすすめランキング」の記事へ

シモン芋の科学研究

シモン芋の糖尿病症状における影響を調べた研究

日経メディカルOnlineの記事によると、オーストリアVienna大学第三内科のBernhard Ludvik氏らの研究により、シモン芋は糖尿病患者の血糖コントロール機能改善効果があることが明らかになりました。

南米生まれの白いサツマイモ(白甘藷)として知られる「カイアポイモ」が、2型糖尿病患者の血糖コントロールを、長期間にわたり改善することがわかった。61人を対象とした3カ月間のプラセボ対照試験で、長期的な血糖コントロール状態を反映するヘモグロビンA1c(HbA1c)値が、有意に下がったという。

南米原産のカイアポイモ、プラセボ対照試験で2型糖尿病への「長期効果」が確認

シモン芋の、代謝とインスリン分泌を促進する作用について調べた研究

アメリカ国立生物工学情報センター所蔵の論文によると、シモン芋は代謝を上げて、インスリンを発生させるので糖尿病に効果があるという研究結果が出ています。

This study confirms the beneficial effects of Caiapo on glucose and HbA1c control in patients with T2DM after 5 months follow-up. Improvement of insulin sensitivity was accompanied by increased levels of adiponectin and a decrease in fibrinogen. Thus, Caiapo can be considered as natural insulin sensitizer with potential antiatherogenic properties.

Improved metabolic control by Ipomoea batatas (Caiapo) is associated with increased adiponectin and decreased fibrinogen levels in type 2 diabetic subjects.