ドクダミ茶は、デトックス・二日酔い・胃腸炎・肌の調子を整える などの効果があるとされる健康茶。
どんな所にでも自生しているドクダミの強いパワーを手軽に摂取できるということで、昔から人気があるお茶です。

ドクダミ茶 基本情報

原料 ドクダミの葉
原料の主な産地 東アジア地域
カフェイン ノンカフェイン
主な成分 カリウム、ケルセチン、ルチン、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、マンガン
作用 抗酸化作用、利尿作用、血圧降下作用、炎症抑制作用、毛細血管強化作用、脂肪蓄積抑制作用
味覚  ドクダミ特有の味や香りがする。

ドクダミの歴史

ドクダミは古くから健康効果がある事が知られていて、江戸時代の書物には「ドクダミを馬に食べさせると10もの効果がある」と記載されています。

江戸時代当時、ドクダミは「シブキ」という名で知られていましたが、毒を矯める(矯正する)という語源からの呼び名として「ドクダミ」いう名称が徐々に浸透していったと言われています。
それだけドクダミには抗炎症作用=毒矯め の効果が高いということですね。

漢方では「十薬(じゅうやく」という名前が付けられ、痔・高血圧症・便秘・たむし(頑癬)・陰部のただれ・はれもの・かぜ(感冒)・腰痛・蓄膿症(副鼻腔炎)・冷え性・帯下など様々な用途に用いられています。

ドクダミ茶の期待できる効能

  • デトックス
  • むくみ解消
  • 胃腸炎改善
  • ニキビや吹き出物の予防・改善
  • 血管の老化を防ぐ
  • 血圧を下げる
  • 便秘改善
  • 二日酔い
  • 口臭、口腔病変の改善

ドクダミの特徴は、雑草のようにどこにでも生える生命力の強さ。
その強さの秘密は、豊富な栄養素を含んでいるからなのでしょうね。

ドクダミには独特のニオイがありますが、このニオイ成分は「デカノイル・アセトアルデヒド」と呼ばれ、強い抗菌作用が確認されています。
そのため、ドクダミは湿布などの外用薬としても用いられています。

もちろん、お茶として摂取しても、体に良いドクダミの成分を取り入れることができます。

ここで、ドクダミ茶に含まれる有効成分が、人間の体の中でどんな働きをするのかをご紹介します。

豊富なカリウムとケルセチンが、不要な水分と毒素を排出して血の巡りを良くする

ドクダミ茶にはカリウムが多く含まれていて、身体の余分な水分や老廃物を排出する作用をし、むくみの解消に効果が期待できます。
高血圧の原因となるナトリウムの体内濃度を調整するため、高血圧の改善にもつながります。
さらに、腎蔵と肝臓の機能改善効果もあるので、二日酔いの改善も期待できます。

ケルセチンもカリウムと同じく、利尿作用がある成分です。
また、血圧安定作用や血液をサラサラにする作用もあるため、カリウムとの相乗効果によって高血圧や動脈硬化を予防します。

血液成分を改善するクエルシトリンが、血圧を下げる

クエルシトリンは、血圧降下作用、毛細血管強化作用、脂肪蓄積抑制作用がある成分。
血管壁を強化して、中性脂肪値を減らすので動脈硬化を予防
上記カリウムとやケルセチンの働きと相まって、高血圧予防に効果を発揮します。

「植物の血液」クロロフィルは、様々なトラブルを解決する

クロロフィルは葉緑素とも言い、植物の緑色を作る成分。
この成分には、抗炎症作用と血液正常化作用があります。胃粘膜の炎症を抑えるので、吐き気やムカムカ感の改善、血液循環が良くなるので、アトピーなど皮膚の炎症改善も見込めます。

膀胱炎や腎炎の改善、ニキビや吹き出物などの肌の炎症や、鼻炎や口内炎など粘膜の炎症にも効果があるそう。

そして、炎症を抑えると同時に、血液循環も良くする働きがあるので、東洋医学でいう瘀血(毒素の滞り)を取り除きます。
そのため、関節炎や神経痛などにも効果があるとされています。

抗菌作用もあるので、口臭の予防効果も。

ルチンが血管壁を強化して、カラダを若返らせる

ルチンは血管を丈夫にし、酸素や栄養素が細胞に届きやすくする働きをします。
血液をサラサラにするので、高血圧の改善が期待できます。
また、ルチンはビタミンCの吸収を促進して、血管や肌に必要なコラーゲンを合成するため、身体のアンチエイジングにも効果的です。

骨を丈夫にするカルシウムは、心にも作用する

骨や筋肉の形成に必要なカルシウムも含まれています。
カルシウムは体を作るだけでなく、イライラ感を解消し精神を安定させる役割をします。

鉄分が血を作り、細胞を活性化させる

ドクダミ茶は、女性に不足しがちな鉄分も含んでいます。
鉄分は、酸素を身体中に運び、エネルギーを作るために欠かせない成分。
ドクダミ茶を継続的に飲むことで、慢性的な貧血を改善できる可能性があります。

ドクダミ茶の副作用

ドクダミ茶は、老廃物を排出するデトックス作用が高いので、一度に大量に飲むと下痢をする可能性があります。
また、カリウムを多く含んでいるため、カリウムを排出できない腎機能疾患の人や高齢者は注意が必要です。

どんな飲み物も大量に飲むことは身体に害を与えます。ドクダミ茶も過剰な摂取は控えてくださいね。

ドクダミ茶を飲むタイミング

一度に大量に飲まずに、少量を一日数回に分けて飲むようにしてください。

また、利尿作用が高いので、尿の回数が増えるかもしれません。
トイレに行けない状況の時は、飲むのを控えた方が良いと思います。

ドクダミ茶のレビュー

この100%国内産原料でできたドクダミ茶を楽天で購入してみました。

 

アルミ製パッケージの中には、1.5g入りのティーバッグが8袋入っています。

 

ティーバックはうれしい3角形。3角形のティーバックは、茶葉が泳ぐので成分が抽出されやすいんです。
中身をお皿に開けてみました。 黄色っぽい茶葉ですね。

 

パッケージ裏面に記載された作り方通り、ポットにティーバック1包と熱湯500mlを入れて5分間待ちます。

うすーい茶色のお茶が完成。
ドクダミ特有のニオイがするかと思いましたが、そんなこともなく、ゴクゴク飲めます。
ただ・・・色も薄けりゃ味も薄い。お湯の量が多かったのかと思い、再度挑戦。300ccで作ってみましたが、やはり味は薄目です。

でも、クセがないのですごく飲みやすいのは確か。
誰でも好き嫌いなく飲めるお茶だと思います。

ドクダミ茶の薬効を期待するなら、5gほどの茶葉を600ccの熱湯で10分間ほど弱火で煮出した方が効果がありますよ。
その分、ドクダミのニオイと味も強烈になりますが。

 

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ドクダミの科学研究結果

ドクダミの驚くべき効能は、科学研究によっても明らかにされています。
以下、アメリカの国立衛生研究所の国立医学図書館のサイトに登録されている論文から抜粋しました。

ドクダミの口腔内における抗菌作用について調べた研究

ドクダミは、口腔内の菌(フソバクテリウム菌、ミュータンス菌、アルビカン菌)に対して、有効な効果があり、口腔ケア、歯周病、吸引肺炎、義歯性口内炎、口腔カンジダ症などの病気に効果的との結果が出ています。

…may be clinically useful for preventing oral infectious diseases, including dental caries, periodontal diseases, aspiration pneumonia, denture stomatitis, and oral candidiasis, as a mouthwash for oral care.

Preventive Effects of Houttuynia cordata Extract for Oral Infectious Diseases

ドクダミ成分抽出液の肝臓障害への影響を調べた実験

ドクダミを煮出して抽出した溶液は、肝臓の障害を防ぐ作用をすることが明らかとなりました。
ドクダミ茶にも肝機能を向上させる効果が期待できます。

In conclusion, Houttuynia cordata aqueous extract may be considered as hepatoprotective agent because the pre-intake of this extract protected liver against subsequent acetaminophen-induced oxidative and inflammatory injury via retaining hepatic GSH content, maintaining GPX and SOD activities, suppressing CYP2E1 activity and decreasing production of IL-6 and MCP-1.

Protective effects from Houttuynia cordata aqueous extract against acetaminophen-induced liver injury