明日葉茶は、排尿障害・生理痛・ガン予防・認知症 などに効果があるとされる健康茶です。
青汁の原料にもなっている明日葉には、幅広い効能があることが知られています。日本原産の植物なのも安心できるポイントですね。

明日葉茶 基本情報

原料 明日葉
原料の主な産地 日本
カフェイン ノンカフェイン
主な成分 ビタミンA、βカロテン、ナイアシン、葉酸、ビタミンC,ビタミンK、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、カルシウム
作用  整腸作用、利尿作用、血糖値降下作用、血圧降下作用、滋養強壮作用
味覚 独特の苦みがある。

明日葉の歴史

明日葉の原産地は伊豆七島

 

伊豆七島原産の明日葉は、古くから不老長寿の薬草として、日本のみならず中国でも使われていました。
1500年代に編纂された中国の文献に、その効能について記載があります。

日本では、江戸時代から滋養強壮薬として使われてきました。
漢方生薬としては、糖尿病、認知症、骨粗しょう症の改善、強精作用などの用途に利用されています。

明日葉茶の期待できる効能

  • 排尿障害改善
  • 生理痛の緩和
  • 滋養強壮
  • 冷え性改善
  • 糖尿病予防
  • 高血圧改善
  • 動脈硬化予防
  • 認知症予防
  • ガン予防

明日葉は、「今日、葉を摘んでも明日には芽が出る」と言われるほど生命力の強い植物。
そのパワーの源である豊富な栄養素は、人間の体にとって良い作用をもたらします。

青汁の原料として用いられていることからも分かるように、明日葉には独特の苦みがあります。
お茶としても苦みはありますが、「その苦みが身体に効いている気がする」と愛飲家も大勢います。

では、明日葉に含まれる成分がどのような働きをするのかをご紹介します。

明日葉のみに含まれるカルコンが、ガン細胞を抑制する

明日葉特有の成分カルコンは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用や血管を広げる作用があることが研究によって明らかとなっています。
細胞の老化を防ぎ、血液やリンパの流れをスムーズにするので、ガン予防や高血圧の改善が期待できます。

朝鮮人参を超える植物性有機ゲルマニウム含有量で、免疫力アップ

明日葉には100g当たり460ppmの有機ゲルマニウムが含まれていて、その量は朝鮮人参の270~320ppmを優に超えます。

上記カルコンと同様、有機ゲルマニウムにも血液をサラサラにし、体液の巡りを良くする作用と抗酸化作用があります。
細胞の老化を防ぐ抗酸化力はビタミンEの数百倍もあり、血液中に酸素を大量に送り込むことで、細胞を活性化させます。

その働きにより、抗ガン物質インターフェロンの生産が促され、ガン細胞をやっつける白血球の産生を促す効果があるとされています。

また、明日葉に含まれる植物性有機ゲルマニウムは、水溶性で血液にスムーズに吸収されるため、動脈硬化や生理痛の緩和効果が高いとされています。

血管内に付着して石灰化したカルシウムを溶かす作用も確認されていて、結石や排尿障害を防ぎます。

肥料や農薬など人の手にかかることを極端に嫌う強靭な性質である明日葉だからこそ、これらのすばらしいパワーを内包しているのです。

豊富なビタミン、ミネラル類で体内機能正常化

明日葉茶には、ビタミン、ミネラルなど体に必要な成分がバランスよく含まれているので、上記カルコンや植物性有機ゲルマニウムの働きをサポートし、それらの効能を高めています。
特に豊富なのがビタミンB12やビタミンC。
ビタミンB12には増血作用があり、貧血予防に効果的。情緒の安定や記憶力の低下を防ぎ、認知症を予防するとも言われています。

カルシウムも多く含まれていて、骨や歯を強くする作用の他に、上記有機ゲルマニウムとの相乗効果により、カルシウム不足による血液石灰化を予防。体内に結石ができるのを防ぎます。

飲み続けることによって、貧血予防や認知症予防の他に、疲労回復、滋養強壮、貧血、冷え性、生理不順、肌荒れにも効果を発揮します。

明日葉茶の副作用

副作用は報告されていません。
ただ、どんな飲み物も大量に飲むと体に負担をかけます。明日葉茶も過剰な摂取は控えてくださいね。

明日葉茶を飲むタイミング

普段のお茶の代わりとして、休憩時間や食後に飲むと良いと思います。

苦みがあるので、甘いものと一緒に飲みたくなりますが、白砂糖をたっぷり使ったお菓子は体に良いとは言えず、明日葉茶の効能を相殺してしまうことにもなるので、ほどほどに。

 

明日葉茶のレビュー

管理人の中で、好きな健康茶2位か3位にランクインする明日葉茶。
いつも買っている明日葉茶をご紹介します。

この商品は、100%八丈島産明日葉を原料としていて、無添加。
粉末タイプのお茶には、香料や添加物などが入っているものも多いのですが、これは余計なものが入っていないので安心です。

100g入りで、袋にたっぷりパンパンに入っているのでお得感あり。

封を開けると、キレイな緑色の粉茶が。粉末緑茶よりは色が薄いです。

パッケージに記載されている作り方は、スプーン1杯(1g)に熱湯を注ぐ、とあります。
1日の適量目安は5gとのことなので、私はちょっと多めに一回でスプーン2杯使います。

付属のスプーン2杯をカップに入れ、お湯を150ccほど注ぎます。
かき混ぜるとすぐに溶けて、緑色の明日葉茶のできあがり。

飲んでみると、煎茶に少し草の味をプラスしたような味。
少しとろみがあり、いかにも体によさそうな風味。
明日葉茶は、モノによっては苦みが強いお茶なのですが、この明日葉粉末は全く苦みがなくて、むしろ甘みを感じるくらい。
粉末茶にありがちな粉っぽさがないので、のど越しも◎。

通常、週に4、5杯のペースで飲んでいますが、寒い季節は、明日葉茶を飲むと体がポカポカして冷え性が改善されるので、毎日飲むようにしています。

パッケージには、「牛乳に溶かして飲んでも美味しい」と書いてありますが、私としては豆乳がイチオシ。
「豆乳」+「明日葉粉末」+「プロテイン粉末」をブレンドした飲み物が、私のおやつです。

私は貧血体質で体力がないタイプなので、滋養強壮効果の高い明日葉茶にはかなり助けられているのは間違いありません。

 

↓ Amazonや楽天で明日葉茶を購入できます。

 

↓ 美味しさと効果、どちらも求めるならブレンド茶が確実。明日葉が配合されているブレンド茶をご紹介します。

明日葉も入っています。副作用のリスクが少ないブレンド茶。

【モリモリスリム】

効果、味ともに評判の高いモリモリスリム。

キャンドルブッシュの他に、23種類もの自然原料を配合してあるので安全に便秘解消できます。
詰まりがツライ時だけ飲むと考えれば、コスパも良し。

当サイトからのご注文で、
お試しセット 380円で購入できます。

⇒「モリモリスリム」の詳細情報へ

↓ 管理人も飲んでみました。
⇒ 便秘解消のために「モリモリスリム」を飲んでみた。副作用は?

⇒「便秘に効果の高いブレンド茶」をもっと見る


「明日葉の草っぽい味が苦手」 「もっと健康効果を高めたい」
そんな時は、ブレンドして飲みやすくなった青汁をどうぞ。

【ふるさと青汁】

明日葉に、スッキリした風味の桑の葉と大麦若葉をブレンドしてあるから、飲みやすい!子供でもゴクゴク飲める青汁。健康効果はバツグンです。

当サイトからのご注文で、通常3,800円のところ、
特別価格3,420円でご購入いただけます。

⇒「ふるさと青汁」の詳細情報へ

明日葉の科学研究

明日葉の効能について調べた研究

明日葉は、腫瘍抑制作用があり、炎症、肥満、糖尿病、高血圧、潰瘍を改善することが、アメリカのカリフォルニア大学による研究で証明されました。また、明日葉のエキスは、抗血栓、抗酸化、抗高脂血症、抗ウイルス性及び抗細菌活性を示すことが分かっています。

The crude extracts and pure constituents were proven to inhibit tumor growth and ameliorate inflammation, obesity, diabetics, hypertension, and ulcer. The extract also showed anti-thrombotic, anti-oxidative, anti-hyperlipidemic, anti-viral, and anti-bacterial activities.

Angelica keiskei, an emerging medicinal herb with various bioactive constituents and biological activities.

明日葉の肝臓における影響を調べた研究

韓国の研究機関で、HepG2およびHepaRG細胞におけるアセトアミノフェン誘発肝毒性に対する明日葉抽出物の保護効果について調べたところ、明日葉には、アセトアミノフェン(頭痛薬などに使われる)由来の肝細胞アポトーシス(自滅)を予防する効果があることが分かりました。
このことは、明日葉には肝臓保護作用があることを示唆しています。

These results demonstrate that AK-Ex downregulates apoptosis via intrinsic and extrinsic pathways against AAP-induced hepatotoxicity. We suggest that AK could be a useful preventive agent against AAP-induced apoptosis in hepatocytes.

Protective effects of an ethanol extract of Angelica keiskei against acetaminophen-induced hepatotoxicity in HepG2 and HepaRG cells

明日葉の胃粘膜に対する作用を調べた研究

明日葉は、ヘリコバクター・ピロリ菌感染マウスの胃粘膜における炎症を緩和する作用があることが、韓国の研究機関による実験で明らかとなりました。

Taken together, these results suggest that supplementation with AK may prevent H pylori-induced gastric inflammation by inhibiting NF-κB-mediated induction of inflammatory mediators in the gastric mucosa of patients infected with H pylori.

Supplementation with Angelica keiskei inhibits expression of inflammatory mediators in the gastric mucosa of Helicobacter pylori-infected mice.